タフタフパーク

概要

タフタフパークは、車両の踏圧による固結を防ぎ、
根の生育層を確保する構造によって永続的に
芝生を維持する工法です。従来の芝生による緑化駐車場では
十分に確保できていなかった根の生育層を
創出することで、回復力の高い芝生ができました。

タフタフパークカタログPDF


特長

乾燥害に強い
高いストレス耐性を有した芝生である為、駐車場という過酷な条件下でも、良好な状態を維持することが可能です。
高温害に強い
緑化駐車場においては、夏季の温度上昇が非常に高く、高温害で衰退してしまうケースが多く見られますが、キョーリョッカー21は高温に対しても非常に高い対応力があります。

車両による踏圧が直接芝生にかかるのを防ぎ、芝生を保護します。
車両荷重(総重量20t車以下)に対しても十分な強度を持つ専用の芝生保護材です。
また、保護材の支持脚にスリットを設けることで、芝生の育成に必要な土壌への空気供給を可能にしました。

キョーリョクキープtopを真砂土に混合することにより、保水性・保肥性を補うことができ、芝生にとって最適な床土へと改良することができます。植物に耐性を与える植物生育促進剤も配合しており、根の張りと伸長を促進させます。

(1)不陸調整
200mmの路盤層を転圧後、敷き砂で不陸調整を行う。
(2)排水性の向上
過剰な水分をすみやかに下層へと浸透させる効果がある。

キョーリョクキープunderの効果
(1)路盤層が生育層に!!
従来の砕石路盤層(C-40等)では植物の根は伸張できないが、単粒度砕石を路盤材に使用することで、転圧しても空隙が確認され、その空隙にキョーリョクキープunderを充填することにより、根が伸びる構造となる。
(2)機能炭配合で保肥効果継続
植物が吸収しきれなかった硝酸性窒素を吸着し、再び利用可能な窒素分として供給する「機能炭」により肥料効果が継続。

地中灌水システム

★自動タイマーで管理→季節や生育状態に合わせて、灌水時間を設定可能
★湿潤状態をセンサーが感知→降雨時の余分な灌水を制御(根腐れ防止)
★芝生の表面までは濡れない→靴底に芝のカスが付着しにくく、店舗や車内が汚れにくい

7/16~28までの13日間、8/13~9/7までの26日間に渡り、降水量0mmの日が継続。加えて7/16以降は気温が連日30℃以上となる猛暑にも関わらず、非常に良好な状態を維持することができました。
ちなみに、地中灌水を設置しなかった工法は、芝張には適期とされる5月に施工しましたが、7月下旬には芝がほとんど衰退してしまいました。
地中灌水が駐車場の水やりに有効なことを実証!!
(季節ごとの灌水時間の設定、必要に応じた施肥、除草、芝刈りなどは別途管理が必要)

作業手順

1.路盤工
単粒度砕石4号とキョーリョクキープ
underを均一に撹拌し、敷き均す。

2.路盤工(転圧)
砕石を転圧する。

3.敷砂工
砂を敷き均し、不陸整正する。水締めを数回繰り返し、不陸がないように仕上げる。


4.芝生保護材設置工
芝生保護材を敷き並べる。

5.客土敷工
まさ土とキョーリョクキープtopを均一に撹拌し、敷き均す。

6.芝張工
キョーリョッカー21を展開する。


7.転 圧
キョーリョッカー21から芝生保護材の頭が見えるまで、転圧し、目土がけを行う。

7.転 圧
拡大写真

8.完 成


施工実績

工場駐車場

銀行駐車場


大型ショッピングセンター