簡易吹付のり枠工
ソイルクリート工法
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備考 | 平成29年度準推奨技術 (新技術システム会議/国土交通省) NETIS登録No.CB-980023-VE |
概要
ソイルクリート工法とは、従来の枠断面を欠円状にすることにより、コスト縮減と景観性の向上に配慮した簡易吹付のり枠工です。
特長
- 容易な施工
- 複雑な型枠を使用しないため、地山の凹凸に沿った施工を容易にします。
- 高い安定性
- 枠が縦横に連続しているため、地山表層の剥落に対して抵抗力と安定性を持っています。
- 高精度
- 組立枠(ガッテンダー・ダイザー・テトライザー)の使用により、鉄筋を適切な位置に保持し、正確な断面形状を形成します。
- 景観性の向上
- 欠円状の枠が植生に覆われやすいため、目立たず修景に優れています。
- 低コスト
- 素材が軽量で設置が容易なため、施工性・経済性に優れています。
- 高品質
- 短繊維補強材「NAF-6」を使用することにより、吹付モルタルの品質が向上できます。
「NAF-6」による品質の向上
「NAF-6」とは、モルタルに添加するアラミドファイバーです。素材である「共重合パラ型アラミド繊維」は、耐熱性・耐酸性・耐アルカリ性に優れ、強度も非常に高いため、長期にわたりモルタルの品質を保ちます。
タイプ選定フロー
注1)特殊タイプののり枠形状及びスパンは、標準タイプに準じます。
注2)アニマルガード工法は、サーフクリート工法とは併用できません。
ノモグラム