森林表土利用工
マザーソイル工法
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備考 | NETIS掲載期間終了技術 登録No.CB-010041-V |
概要
近年の自然環境や生物多様性保全への高い関心によって、のり面緑化工に対しても地域の自然生態系の保全に配慮することが多くの場面で求められてきています。
マザーソイル工法は、地域の森林表土(表土シードバンク)を利用することで、地域の植生回復を図る工法です。
特長
- ●地域固有の植物が成立し、遺伝子の撹乱がありません。
- ●自然侵入促進工に比べ速やかな植生被覆が期待できます。
- ●周辺に飛来種子の供給源となる母樹林が存在しない場合でも対応できます。
- ●エアーで表層土をほぐしながら吸引採取するため、林床を荒らしません。
- ●表土シードバンク専用に開発された生育基盤材(マザーソイル)により、地域植生の発芽生育が
良好です。 - ●特殊構造のファーザーネットにより、従来金網より高い耐浸食性と生育基盤材の安定が図れます。
- ●生育基盤材(マザーソイル)は、一般的なバーク堆肥に比べ硬化しにくく、長期にわたり植物が
生育しやすい環境を提供します。
ファーザーネット
施工手順
- 1.表土シードバンクの採取工
- 2.表土の保存
- 3.ファーザーネット張付工
- 4.マザーソイル吹付工
施工事例