総合研究圃場にて「親子の学校」を開催しました!


7月19日、当社総合研究圃場(久米郡美咲町)において、津山市教育委員会主催
「親子の学校」として、津山市内の小学生とその保護者の方々による圃場見学が
行われました。

当日は天候にも恵まれ、子どもたちの夏休み初日にふさわしく日射しのまぶしい中
でスタートすることができました。参加者は小学校4~6年生の児童とその保護者
の方々で、本社にお集まり頂いた後、圃場に移動して見学を行いました。

見学は2班に分かれ、場内を歩きながら、植生シートやマットなどの当社製品や、
今年度の新製品である大型植生土のう「メガ・メデル」をご覧頂きました。
場内の植物や、実際に製品を使って緑化した場所を観察してもらい、生物多様性
についてなど環境学習も行い、環境配慮型製品である「飛来ステーション」も
見て頂きました。

緑化製品以外にも、防草発電シートや、人工降雨試験機、耐流速試験機など製品
の試験に利用されている設備もご覧頂きました。

発電シートの構造について学習したり、実際に雨を降らせて製品が土砂の流出を
防いでいる様子を見てもらい、製品および植物がのり面の侵食防止に果たす役割
について知って頂きました。

見学の最後には2班合流して耐流速試験機の前に集まり、児童たちに色付きの
ペットボトルを自分の手で試験機に流してもらい、台風や集中豪雨などの災害時の
川の流れの速さを体感するとともに、災害時の川の危険性について学んでもらい
ました。

解散前には、サプライズで用意していたカブトムシをお土産としてプレゼント
しました。中にはガッツポーズをする子もいたほどで、女の子も含め子どもたち
はその日一番の盛り上がりでした!

短い時間ではありましたが、自然観察・環境学習・エネルギーや災害についての
学習、そして最後には生きもの観察と、盛りだくさんの内容にすることができ、
子どもたちにとって有意義な夏休みの1日となっていればと思います。

今回の取り組みが、地域の児童教育の一助となれれば幸いです。
今後も、このような企画を通じて社会貢献できるよう、尽力いたしたいと存じます。